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TOP>働き方改革

「働き方」を改革すると、企業にとってはデメリット?いいえチャンスです!

2019年、厚生労働省が発表した「働き方改革」は、働く方々が、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で「選択」できるようにするための改革と定義されています。

01.

改革の課題

また2020年はコロナ禍で一気に働き方の見直しを迫られ、特にテレワークの活用に注目が集まりました。日本が直面する「少子高齢化」「生産年齢人口の減少」「働く方々のニーズの多様化」といった状況下、労働人口の減少という大きな問題を抱えています。
このような課題に対応するためには、

  • 非正規と正社員の格差是正
  • 就業機会の拡大
  • 投資やイノベーションによる生産性向上
  • 意欲・能力を存分に発揮できる環境づくり
  • 柔軟な働き方を実現する環境整備
  • 労働時間の短縮や年次有給休暇の確実な取得

などが必要です。

しかし、強硬的に取り組もうとすると

  • 残業時間を減らすために、未完業務が出続けてしまう
  • 優先されるような事情を持たない働き手への負担が重くなってしまう
  • 企業の金銭的な負担が増えてしまう
  • 改善された状況に甘んじてしまい、生産率が下がってしまう

など、会社と社員間で大きなギャップが生じる危険性が出てきます。

02.

改革の手段

だからこそ、残業を減らす、時差通勤、会議の仕方など、量的な働き方改革に加え、人材一人ひとりのポテンシャルを高め、仕事に対するやりがいを育てられる精神性の改革を合わせた経営戦略をとれば、相乗効果により働きやすく成果向上も見込め会社としての成長をすることができるでしょう。
このように、会社と社員のギャップがなくなれば、必然的に生産性は増し、経済的成長をしていく事でしょう。

しかし、ある日突然このような奇跡が自然と起こるわけではありません。

まずは、業務内容を精査し長時間労働を減らすなど比較的手が付けやすいものから改革を始め、働き手の精神的スペースを空ける事が大切です。

その空いたスペースになら「働きがい」という視点を入れる事が出来ます。
「働き方革命」と「働きがい」は順番を間違わずセットで行っていく必要があるのです。

会社が大きくなることは社会貢献に繋がります

03.

働きがいづくり3ステップ

マーレの働きがいづくりのセミナー・研修・コンサルティングでは、現場の声を丁寧に聞き、質と量、会社と社員、両サイドからのアプローチでずっと働きたくなる、業績が上がる強い企業を形成していきます。

マーレとしての働きがいづくりとは!次の3ステップで行います。

STEP1

マーレ的 働き方革命 
「土壌をつくる」

時間・場所・制度・教育・風土など、実際に取り組む施策は多岐にわたります。
・女性の活躍や出産後への会社復帰をサポートする育児休暇の整備
・介護や育児をサポートするための短時間勤務やフレックス制度の導入
・サービスのオンライン化
・制度の活用や柔軟な働き方を実現するためのテレワークの推進
など、量・時間の問題を解決していくステップです。

今までの業務分配やルールを見直すことが出来る最高のチャンスを利用し、働き手社員の業務を整理し、精神的スペースを作り出しましょう。


STEP2

「働きがい創り」
という名の種まき

企業は、理念、ビジョン、目標などを明確にし、方向性や戦略を共有し浸透させるためにどんな方法で働き手に伝えていくかを決めます。
また同時に、働き手一人ひとりの個人ビジョンも明確にしていきます。
チーム内でのお互いの理解を深め、信頼感を醸成し、チーム内での心理的安全を確保するなど、企業・社員双方にとって「働きがい」という種をまく、非常に重要なステップです。


STEP3

働き手の育成
(大きな花を咲かせる)

社長と社員の考え方を摺合せ、同じ方向にする働き手一人ひとりの成長具合、ポテンシャルを見極め、高める教育を行うステップです。STEP2で企業ビジョンを理解し、個人のビジョンも明確になっているので、研修やセミナーの内容が受け取りやすい状態になっています。
雇用側の想いも非雇用側の想いも、「会社」やその先の「社会」に向かう。
一丸となってビジョン実現に向けて共同創造していくという視点を持つ機会を提供していきます。


どのステップから始めていくかは、働き手がどのゾーンに集まっているかを参考に見極めていきましょう。
→取り組まれる際は、事前に社員のアンケートを取る事をお勧めいたします。

04.

国の働き方改革への支援

働き方改革とは

働き方改革とは、一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジとして、これまで当たり前だった日本企業の労働環境を大幅に見直す取り組みを指し、働く個人の方々が、個々の事情に応じた多様で柔軟性な働き方を自分で選択できるようにするための改革です。

に近づきます。

働き方改革の助成金は各種ございます。
国は企業や働き手の更なる成長の為に、政策として成果に応じた助成金を用意し、取り組む企業をサポートしています。ぜひお問い合わせください。

「働き方改革関連法」の全体像

残業時間の上限規制を導入

大企業2019年4月1日施行 中小企業2020年4月1日施行

年次有給休暇の確実な取得

2019年4月1日施行

月60時間超の残業の割増賃金率引き上げ

中小企業2023年4月1日施行

「フレックスタイム制」の拡充

2019年4月1日施行

「高度プロフェッショナル制度」を創設

2019年4月1日施行

産業医・産業保健機能の強化

2019年4月1日施行

勤務間インターバル制度の導入促進

2019年4月1日施行

同一労働同一賃金

大企業2020年4月1日施行 中小企業2021年4月1日施行

働き方改革を支援する助成金

「働き方改革助成金」とは

中小企業の事業主がコースごとに定められた成果目標の達成に向けて取り組みを実施すると、取り組みのための経費の一部に対し、成果目標の達成目標に応じて助成を受けられる制度です。

  • 労働時間短縮・年休促進支援コース
  • 勤務間インターバル導入コース
  • 労働時間適正管理推進コース
  • 団体推進コース

「人材開発支援助成金」とは

事業主が、従業員に専門知識や技能の習得をさせるための職業訓練などを実施した場合、訓練費用や訓練期間中の賃金の一部が助成される制度です。育成の内容に応じた各コースがあります。

  • 特定訓練コース
  • 一般訓練コース
  • 教育訓練休暇付与コース
  • 特別育成訓練コース

その他、詳細はこちらをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/000779765.pdf
2021年5月 内閣府、金融庁、厚生労働省、経済産業省

令和2年2020年より、社会は大きく変化しました。
企業が生き残れるかどうかという話が決して大袈裟でない状況でも、このような「働きがい」をもった人材が溢れる社会になれば、成長が止まらない企業が増え続け、日本は豊かで勤労心に溢れた、さらに素晴らしい国へとなっていく事でしょう。

御社の経営理念を踏まえながら、会社をどうしたいのか、社員にどうあってほしいのか、現状やニーズを把握し、御社に合った推進体制を創ります。

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